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ヒオウギ(アヤメ科)ヒオウギ属

ヒオウギ(アヤメ科)ヒオウギ属

山中湖・高指山(7月)

ヒオウギはアヤメ科の多年草で、山梨県内では山中湖村の平野地区に生息しているのが発見されました。年間の気温が低いこの地域に成育するのは珍しく貴重な植物です。
7月中旬から8月中旬にかけて鮮やかなオレンジ色の花を付けます。
富士山と山中湖を望む山の中腹に咲く花は、秋に黒い光沢のある実をつけ「ヌバタマ」と呼ばれ、万葉集では黒、夜、闇などの枕詞にも使われていて、いにしえの雅を感じさせます。射干(ひおうぎ)は漢名。
         (山梨県RDB絶滅危惧1B類に属す)

「射干に 娘浴衣の 雫かな」(松籐夏山)
「子を産んで 射干の朱を 見て居りぬ」(飯島晴子)